サッカーファンの皆さん、ついにこの時が来ました!スペインサッカー連盟(RFEF)から、2026年FIFAワールドカップ(W杯)に挑む「ラ・ロハ(赤き無敵艦隊)」の運命の26名が正式に発表されました。

EURO 2024を圧倒的な強さで制し、“欧州王者”としてのプライドを胸に北中米の地に乗り込むスペイン代表。現在のFIFAランキングではフランスに次ぐ2位につけており、名実ともに今大会の優勝候補筆頭の一角です。本戦へと続く欧州予選では、トルコ、ジョージア、ブルガリアと同組のグループEを戦いましたが、結果は5勝1分と圧倒的。さらに驚くべきは「21得点・無失点」という完璧なスタッツを残しての首位通過でした。これで13大会連続17回目となる本大会への切符を掴み、チームの仕上がりはまさに最高潮と言えます。

彼らが目指すのは、2010年南アフリカ大会以来、4大会ぶり2度目となるワールドカップの頂点。今回はグループHに組み込まれ、カーボベルデ、サウジアラビア、ウルグアイとの対戦が決まっています。また、本番の幕が開ける直前には、チームの最終調整としてイラク、ペルーとの国際親善試合も組まれており、ここでのテストを経て本戦へと突入するスケジュールです。

指揮を執るルイス・デ・ラ・フエンテ監督が選んだ26名は、現在のスペインサッカーの「黄金比」を体現するような素晴らしい顔ぶれとなりました。

注目は驚異の「バルサ勢8名」| ケガを抱えるヤマルも順当に選出

今回のメンバー発表で最も大きなトピックスとなったのが、今シーズンのラ・リーガを制覇したバルセロナからの大量選出です。なんと、全26名のうち実に3割近くを占める「最多8名」がバルサの選手たちで構成されています。

中盤のタクトを振るペドリやガビ、ディフェンスラインの未来を担うパウ・クバルシ、エリック・ガルシア、さらには守護神の座をうかがうジョアン・ガルシアや、前線にアクセントを加えるダニ・オルモ、フェラン・トーレスが名を連ねています。そして何より、現在負傷を抱えていると報じられていた至宝、ラミン・ヤマルも無事にメンバー入りを果たしました。彼の創造性と突破力は、スペインが世界の頂点に立つために必要不可欠であるという、指揮官からの強い信頼の表れと言えるでしょう。

もちろん、チームの絶対的な大黒柱であるロドリ(マンチェスター・シティ)や、前線で身体を張れるミケル・オヤルサバル(レアル・ソシエダ)といったお馴染みの主力組も順当にセレクト。さらに、戦列に復帰したばかりのミケル・メリーノ(アーセナル)やファビアン・ルイス(パリ・サンジェルマン)もしっかりと滑り込み、中盤の層の厚さは今大会随一と言っても過言ではありません。

スペイン代表・北中米W杯メンバー26名一覧

発表された招集メンバーの全容は以下の通りです。

▼ゴールキーパー(GK)

ウナイ・シモン(アスレティック・ビルバオ)

ダビド・ラヤ(アーセナル/イングランド)

ジョアン・ガルシア(バルセロナ)

▼ディフェンダー(DF)

マルク・ククレジャ(チェルシー/イングランド)

アレハンドロ・グリマルド(レヴァークーゼン/ドイツ)

パウ・クバルシ(バルセロナ)

アイメリク・ラポルテ(アスレティック・ビルバオ)

マルク・プビル(アトレティコ・マドリード)

エリック・ガルシア(バルセロナ)

マルコス・ジョレンテ(アトレティコ・マドリード)

ペドロ・ポロ(トッテナム・ホットスパー/イングランド)

▼ミッドフィルダー(MF)

ペドリ(バルセロナ)

ファビアン・ルイス(パリ・サンジェルマン/フランス)

マルティン・スビメンディ(アーセナル/イングランド)

ガビ(バルセロナ)

ロドリ(マンチェスター・シティ/イングランド)

アレックス・バエナ(アトレティコ・マドリード)

ミケル・メリーノ(アーセナル/イングランド)

▼フォワード(FW)

ミケル・オヤルサバル(レアル・ソシエダ)

ダニ・オルモ(バルセロナ)

ニコ・ウィリアムズ(アスレティック・ビルバオ)

ジェレミ・ピノ(クリスタル・パレス/イングランド)

フェラン・トーレス(バルセロナ)

ボルハ・イグレシアス(セルタ)

ビクトル・ムニョス(オサスナ)

ラミン・ヤマル(バルセロナ)

リーグ王者バルサの勢いと海外組の融合、いざ世界の頂点へ

ディフェンスラインから前線にいたるまで、各ポジションに世界最高峰のタレントがひしめく今回のスペイン代表。

バルサの若き血潮と、マンチェスター・シティやアーセナル、チェルシー、レヴァークーゼンといった欧州トップクラブで揉まれる海外組の実力者たちが見事な融合を見せています。予選で見せた「失点ゼロ」の堅守と、どこからでもゴールが狙える多彩な攻撃陣が噛み合えば、16年ぶりの世界制覇も決して夢ではありません。

南米の強豪ウルグアイや、一筋縄ではいかないサウジアラビア、カーボベルデと同居するグループステージをどのように戦い抜き、決勝トーナメントへ向けて弾みをつけるのか。デ・ラ・フエンテ監督率いる無敵艦隊の航海から、一瞬たりとも目が離せません!